営業トップを走り続けてきた男がなぜ起業をしたのか?今では3本柱で事業を大成功!? 株式会社イニシオ 吉村 信夫さん 2/2
YouTubeチャンネル「藤原孝志のベンチャーエンジョイ」の今回の動画では、前回に引き続き、株式会社イニシオ代表取締役社長の吉村信夫さんをゲストに迎え、彼のプライベートな側面や、仕事に対する哲学が深く掘り下げられています。
テキストをご希望の方は下記の要約をご覧ください。
- 生い立ちと初期キャリア
- 吉村さんは山口県小野田市のご出身です。幼少期は「貧乏長屋」で過ごし、風呂の排水溝からカニが上がってくるような環境だったと語っています。
- 上京後、キャリアのスタートはダスキンでの営業でした。
- 営業については「営業しか知らない」という形で、自身に合っていたと感じています。
- ダスキン時代は「ひたすら飛び込む、ひたすら喋る」という営業スタイルを貫き、無料サンプルを配って1日最大15件回るなど、「足で稼ぐ」ことを徹底しました。その結果、初年度から西東京で新規契約数1位を達成し、その後3年連続でチームとしても1位の成績を収めています。
- 性格と仕事における課題
- 吉村さんは、自分がやるタイプであるため、部下にも同じレベルを求めてしまい、部下のメンタルを傷つけてしまうことがあったと反省しています。
- また、「曲がったことが嫌い」という強い正義感の持ち主であり、それが時には取引先との関係にも影響し、妥協せずに売り上げを落とすこともあったと語っています。これは、中学時代に山口県優勝、全国大会出場経験がある空手の影響も指摘されており、「負けてもまた次を取ればいい」という考えが根底にあると自己分析しています。
- 藤原さんからは、その強い正義感が時に欠点になり得るという指摘もあり、お酒を飲むとさらにそれが強まるという一面も明かしています。
- プライベートと将来の夢
- 現在の趣味はお酒を飲むことや料理することで、自分でつまみを作るのが好きだそうです。最近は食べ飲みするために健康器具を使った運動も始めたと語っています。
- 将来の夢として、現在の事業が安定した暁には、「保育事業」を手がけてみたいと語っています。
- 自身に子供がいないため、「ダスキン時代に保育園で仕事をした際、子供たちにすごく癒された」経験がきっかけだそうです。特に、可愛い時期の子供たちと一緒にいたいという思いがあるといいます。
- 少子化問題についても言及し、景気が良くないことが根本的な原因であり、若者が希望を持てない状況だと個人的な見解を述べています。
- 「世界が豊かになれば、日本全体も豊かになる」という信念を持ち、少子化対策として新しいシステムを模索しているとのことです。
- 哲学と人柄
- 強い正義感を持つ一方で、藤原さんからは、時には妥協や「謙虚さ」も重要であるという話題が出ました。吉村周史という哲学者の言葉として、「人間として最も大切な謙虚さは不完全性の自覚だ」という考えが紹介され、「生きるとは成長し続けること」という哲学に共感を示しています。
- 総じて、吉村さんは、輝かしい営業実績と強い信念を持ちながらも、謙虚に学び続け、社会貢献を目指す人物像が描かれています。