若くして銀座で働き、挫折を味わった。そこからどのようにして成功を収めたのか!? クラブReika 長谷川うのさん 2/2

YouTubeチャンネル「藤原孝志のベンチャーエンジョイ」の動画では、銀座のクラブ「クラブReika」のママである長谷川うのさんをゲストに迎え、彼女のこれまでの人生、銀座のママとしての経験、そして直面した課題について深く掘り下げて対談しています。

テキストをご希望の方は下記の要約をご覧ください。

  • 長谷川うのさんの生い立ちと経歴
    • 長谷川さんは愛媛県松山市のご出身です。
    • 2歳半から中学3年生までの12年間、柔道を習っていたという意外な一面も明かされました。
    • 地元の国立大学に進学した後、アメリカの大学に2年半留学されました。海外に行ったのは「ハイパースペック女子」や「バリキャリ女子」になるためという動機だったそうです。この経験が、英語を話す海外の富裕層のお客様が増える中で、クラブ麗華の強みとなっていると語られています。
    • 大学卒業後はファーストリテイリング(ユニクロ)に就職し、店舗勤務を経て本社の人事部に配属されましたが、自身の人生について考え直した結果、退職を決意しました [Conversation History]。
    • 25歳で銀座のホステスとなり、そのわずか1年後の26歳で初めてママに就任するという異例のスピード出世を果たしました [Conversation History]。
  • ママとしての挫折と学び
    • ママに就任したのは2020年7月、まさにコロナ禍が始まって半年後という困難な時期でした。クラブ麗華のオープン日も緊急事態宣言の再発令の日だったため、長谷川ママは「コロナと共にクラブ麗華がある」ような状態だったと振り返っています。
    • 最初の1年間は多くの挫折を経験しました。特に、銀座でのホステス経験が浅い中でのママ就任だったため、「人に必要とされていない」と感じることが多く、周りへの感謝やケアを忘れ、孤立してしまったと語っています [Conversation History]。
    • 最初の店を辞めた後、1年間ホステスに戻り、一から勉強し直すことを決意しました [Conversation History]。この期間を通じて、チームワークの重要性や、お客様、同僚、スタッフとの関係性の築き方を深く学びました [Conversation History]。この経験が彼女を成長させ、現在の成功に繋がっています [Conversation History]。
  • クラブReikaの特長と銀座の魅力
    • 長谷川ママは英語が話せるため、海外からの富裕層のお客様が増えている中で、クラブ麗華の「英語が話せるママがいる」という点が強みとなり、インバウンド需要にも対応できています。
    • コロナ禍で客のニーズが変化したことを受け、クラブ麗華は個室を設けるという、従来の銀座のクラブにはあまりなかった試みを導入しました。これにより、メインフロアでの飲食を敬遠する客の個室需要に対応し、高い稼働率を維持しています。カラオケも付いているとのことです。
    • 長谷川さんにとって銀座の魅力は、「日本一の繁華街」としてのプライドを持って働く女性たちと、銀座で飲むことに「かっこよさ」を感じるお客様がいることです。また、多くのルールがあるが表に出さない奥深さも銀座の魅力だと語っています。
    • クラブ麗華としては、従来の銀座らしさを保ちつつ、30代の客層や外国の方々など、多様な層の客が来店しやすいように、間口を広げる努力をしています。様々な飲み方をする客がいる中で、品格を保ちつつバランスを取ることが今後の課題だと考えています。
  • 長谷川うのさんの哲学
    • 長谷川さんは、お客様に対して、接待で利用するだけでなく、個人的な関係性を築いて再来店してもらうことを喜びとしています。
    • 会話において「何を話すか」が知性であり、「何を話さないか」が品性であるという言葉を引用し、コミュニケーションにおける奥深さについても言及しています。