精神科専門医として、喜びに溢れた素晴らしい時間、素晴らしい未来を実現。 Dr Ridente株式会社 種市 摂子さん 1/2
この動画では、株式会社Dr.Ridenteの代表取締役社長である精神科医の種市摂子さんをゲストに迎え、その事業内容について対談しています。
テキストをご希望の方は下記の要約をご覧ください。
- 株式会社Dr.Ridenteの事業内容
- Dr.Ridenteは、法人向けにメンタルヘルス対策のサービスやセミナーを提供しています。
- 特に従業員が50人以上の企業では、メンタルヘルス対策が義務付けられているため、こうした企業を支援しており、社員のメンタルヘルス向上から労力開発まで幅広くサポートしています。
- 提供するセミナーは多岐にわたりますが、ストレスの8割が対人関係に起因すると言われる中で、種市さんはまず「自分自身との関係が良好であること」、「自己理解」、そして「自分の心のブロックを外すこと」が重要であると強調しています。対人関係の問題も、根本的には自分自身の心のブロックを解決しないと解決できないと語っています。
- 精神科医療のアプローチ
- 種市さんは、フロイトが開発した精神分析が「無意識の発見」や「心のブロックを外す」「抑圧を外す」メソッドであることを説明しています。
- 世界の精神科医療では、認知行動療法やマインドフル瞑想、精神分析、アドラー心理学など、様々なメソッドが活用されています。
- 日本においては、薬物療法が中心になりがちであり、もっと多様なメソッドの活用が進むべきだと考えています。
- 心理学的なアプローチとしては、過去にアプローチする精神分析と、未来志向のアドラー心理学の両方が必要であると考えています。過去のネガティブな経験によるブロックや抑圧を外しつつ、未来に夢を持たせることの重要性を説いています。
- メンタルヘルスの現状と課題
- コロナ禍以降、企業内でメンタル不調を抱える人が増加傾向にあり、これは日本だけでなく世界的にも共通の傾向であると指摘しています。
- 激動の時代における変化への適応がストレスの大きな要因となっている一方で、人との接触が減ったことでかえってストレスが減ったと感じる人もいるなど、状況は様々です。
- 種市摂子さんの哲学と今後の展望
- 種市さんの強い思いは、「社員さんにも幸せになってもらいたい」という点にあります。
- 幸せになる秘訣は、考え方や行動を変えることで達成できると考えており、認知療法やウィリアム・グラッサーの選択理論など、人間理解に関する様々なノウハウを提供していきたいと述べています。
- 自身の役割を「人の心に火をつけること」だと語っています。
- 成長し、誰かの力になることは大きな喜びとなるとしつつも、「そこまで頑張らなくてもあなたはOK」というスタンスも大切であると考えています。人それぞれ異なるため、ヒューマニズムを核として、画一的な成長を強制しない姿勢が重要であると強調しています。
- 社員の幸せを願うことは、企業の成長にも繋がるという考えを示しています。